
パンの蔵 穂音
齋藤嘉猛さん連絡先:0795-78-9460丹波市柏原町柏原
齋藤嘉猛さん連絡先:0795-78-9460丹波市柏原町柏原
柏原町中心市街地、商店街に2015年10月、パン屋さんがオープンしました。和テイストの外観と、白壁の明るい内装のコントラストも楽しい、可愛らしいパン屋さんです。経営する齋藤さんご夫婦は、神戸からのIターン。移住と起業にまつわるお話を伺いました。
- パン作りに関わるようになったきっかけを教えてください。
- A.学校を卒業後、飲食店に就職しました。はじめは和食に関わっていたのですが、パンを出す事になり作ってみたところ、うどんとはまた違い、発酵するパンはとても面白いなと興味を抱きました。その後は、地元である神戸のパン屋さんで10年以上勤めて、修業を積みました。
- それが、どういったきっかけで柏原に?
- 妻の祖母と叔母が柏原に住んでいるので、起業を考え始めたときに、妻の方には「柏原で起業したら?」という話もあったようです。柏原は、あいさつに訪れた程度でその時はイメージがわかなかったのですが、「一度まちづくり柏原の人と話をしてみたら」と提案され、話だけのつもりで柏原を訪れました。
- 実際、開業をしてみて驚いたことはありますか?
- やっぱり、お客さまとのふれあいでしょうか。神戸のお店では、パンを買いに来られてもお客さまとの間に特に会話がないことが普通ですが、こっちでは、お客さまがご自身の生活のことや、ちょっとした世間話など、たくさん話しかけてくださいます。それに丹波は口コミの力がとても強くて、来て下さったお客様のお友達がどんどん来て下さることがあり、人とのつながりの強さをここでも感じています。また、自分の店を持ったことで、本当に自分の好きなものを作ったり、思ったように経営ができるようになったことも喜びの1つです。
- では逆に、開業して大変だったことを教えていただけますか。
- パン作り、販売、経営すべて自分たちだけでしなければいけないので、時間がとてもかかります。睡眠時間があまり取れないようなこともしばしばです。まだ考えている段階なのですが、サンドイッチの販売や、イートインなど、これからしたいことはいっぱいあるので、それも含めて人を増やしていきたいと最近は考えています。
- では最後に、これから起業を考えている人に齋藤さんからアドバイスをお願いします!
- まずは動いてみることだと思います。動くことで人とつながることができます。自分自身、まちづくり柏原やチャレンジカフェに参加することで、起業するまでの人たちだけでなく、別の分野での起業家と親しくなることもでき、今も刺激を受けています。
info
パンの蔵 穂音
営業時間:10:00~18:30
定休日:毎週日曜日、第2・4月曜日
電話番号:0795-78-9460
住所:丹波市柏原町柏原46
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